小石川フリーコンサート

3月のコンサートの、出演者のプロフィールを
アップさせていただきます(コンサート詳細に
ついても↓にまとめておきますね)。


【キム・ドゥス Kim Doo Soo】


大学卒業後、音楽活動を開始。名前は韓国の代表的小説『土地』に登場する悪漢・「キム・ドゥス」からとられている。1986年、1stアルバム『シオリッキル』発表。自由への渇望を歌った歌詞が当局ににらまれ、迫害、弾圧を受ける。1991年に3rdアルバム『ボヘミアン』発表。この後、活動を一切休止し、深い山の中で10年に及ぶ自給自足の隠遁生活に入る。隠遁生活のきっかけとして、『ボヘミアン』を聴いた一人の女性が人生の虚無感を嘆き、自殺してしまった事件があったという。しかし、ある時「私は『ボヘミアン』を聴いて死ぬことを思い留まりました」と書かれた男性からの手紙を受け、音楽活動の再開を決意する。2002年、11年ぶりの4thアルバム『自由魂』を発表。韓国でのレコードイヤーに輝き、「韓国大衆音楽100大レコード」にも入る。2006年、アメリカで発売されたアジアン・フォークのオムニバスCDに韓国代表として収録。2007年、5thアルバム『10 Days Butterfly』を、日本のレーベル・PSF Recordsから発表。最新アルバムは、『The Evening River』(2009年)。その繊細で慈しみに満ちた歌の世界は唯一無比。今日、東アジアの地平において最も重要なミュージシャンの一人と言って過言でないだろう。


【長谷川陽平 (レクチャー)】


1971年生まれ、東京都出身。 18歳で本格的にギターを始め、60〜70年代のロックに夢中になり世界中のレコード収集を始める。1995年、韓国ロックに衝撃を受け、韓国ロックのコピーバンドを結成。日本でバンド活動をする傍ら、ライブ見学やレコード収集のため年に15回以上のペースで日韓を往来する。1998年、本格的に韓国で活動を始める。1999年、韓国で念願のCDデビューを果たす。2005年、国民的人気ロックバンド「サヌリム」にギタリストとして加入。現在、メジャー・インディーズを問わず様々なバンドからのオファーを受けギタリストとして活動している。また、他バンドのプロデュースや映画「死生決断」のサウンドトラックを手がけるなど、ギタリスト以外にも活動の幅を広げている。http://onsei-korea.blogspot.com/


【園田佐登志】


ミュージシャン、映像作家。非正規労働者のユニオンで15年間奮闘後、2008年に活動再開、自作「篠田昌已 act 1987」を引っさげ全国で上映会を開く。その後もマヘルシャラル ハシュ バズ「腰くだけの犬」(DVD)、「Early Works of SatoshiSonoda」(CD)等をリリースし活動の幅を広げている。
http://www.myspace.com/discsonor


【sans deer サンズ・ディア】


杉本卓也(ギター、バイオリン、うた)により、2006年に始められる。ライブハウスなどの既成の音楽活動の場に拠らず、毎回その場の特性を活かした演奏、企画を行う。2006年6月には、アメリカのワシントン州オリンピアにおいてthe12th Annual Olympia Festival of Experimental Musicに参加、同レーベルでの録音セッションも経験する。2009年6月にはカナダのモントリオールにおいてSuoni Pel IlPopolo Music Festivalに出演。2009年9月にライヴアルバム「Grand Tour」をリリースする。現在ファースト・アルバムをレコーディング中。 http://www.myspace.com/sansdeer



2010小石川フリーコンサートvol.1 & 2


東アジアの音楽
「韓国No.1アシッド・フォーク歌手キム・ドゥスさんを迎えて」


vol.1-3月6日(土) vol.2-3月7日(日)


いずれも13時30分開場 14時開演  


出演 キム・ドゥス(歌・ギター)


withレクチャー「韓国音楽の現在」
長谷川陽平(ギタリスト ex.サヌリム)


共演 6日 園田佐登志(映像作品上映) 
    7日 sans deer 
  

入場無料 先着80名


場所 文京区立小石川図書館4Fホール
※文京区小石川5-9-20 TEL 03-3814-6745 
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅から徒歩5分


小石川図書館・図書館を利用する音楽家の会(図音会)共催
図音会HP:http://www.za.em-net.ne.jp/~toonkai/
協力:ジャパンミュージックサポートアソシエーション(JMSA)
http://www13.ocn.ne.jp/~jmsa/index.htm